なぜマルクスの予言ははずれたか
マルクスは、資本主義社会では「資本家」と「労働者」の2つの階層がいますよ、そして「資本家」が「労働者」を搾取してますよ、んでそのうち資本主義のシステムが崩壊しますよ、社会主義社会が来ますよってことを言ってる。でもその予言ってどうだろう。たしかにソビエト連邦は成立したけど、すぐ崩壊したし、リーマンショックなんかあったけど資本主義は破たんしてないね。そもそも今って「資本家」なんてほとんど存在しないんだよね。だって資本家=生産手段を有するってことだけど、生産手段を有する大企業のトップってほとんど雇われ社長じゃん?まあマルクスの予言ははずれましたよねってことです。
じゃあなんではずれたんだろう。エポックメイキングな出来事が1つあって、それがテイラーの「科学的管理法」なんですよ。「科学的管理法」っていうのは労働者の動作や目標なんかを徹底的に管理して、科学的に作業の効率をあげていきましょうってことなんだけど、これがめちゃくちゃ当たったのね。で、作業効率があがったことで労働者の地位が上がったんですよ。飛躍的に、ね。この点がテイラーが残した最大の功績といっていいかもしれない。
テイラーの科学的管理法は、労働組合と知識人の強い抵抗にもかかわらず、あらゆる先進国に行きわたった。その結果、マルクスのプロレタリアがブルジョアになった。資本家ではなく製造業の肉体労働者、いわゆるプロレタリアが資本主義と産業革命の受益者となった。
「ポスト資本主義社会」P・E・ドラッカー(著)上田惇生(訳)より
結論:マルクスの予言がはずれたのはテイラーの生産性革命によって労働者の地位が飛躍的に向上したから
中国はいつ食い逃げするかわからない客
大前研一が10年前くらいに「中国お客様論」ってのを唱えてるんだよね。まあそうだよね。実際今では中国人観光客で儲かってるし、ほとんどの大企業が中国に進出してビジネスやってるしね。
でもほんとに中国は日本にとって上客かな?
違うね。
尖閣の衝突事件と、それに続く中国政府による邦人拉致事件なんかは記憶に新しいし、騒がれたけどそれと同レベルにやばいのが中国資本による日本の土地買収だろうな。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110117-00000087-san-pol
奴らが日本の土地を買って一番やりたいのは何かっていうと、水資源を狙ってるんだよね。日本の一般大衆は水なんて無限のようにあると感じてるかもしんないけど、全然そうじゃなくて水って限りある資源だよね。で、これから何十年かしたら水の価値って今よりあがるんだよね。だから中国ははやくもそれに備えて日本の水資源を確保してるんだ。
それと中国って「孫子」の国だよね。「孫子」って結局いかに相手を油断させて、勝利するかってことが書いてあるんだよね。ほんとにそういうことが巧みな国民性なんだ。中国ってのは。だって日本人がのんきに暮らしてた頃、やつらは常に異民族の脅威におびえながら生きてきた民族なんだ。まさに中国の歴史は内乱と異民族との戦いとの歴史といっていい。その戦いの歴史で培われた「孫子流」の国民性は平和な日本民族の非じゃない。
たしかに中国と付き合うことで得られるメリットは大きいと思う。でも奴らはほんとに油断ならないんだ。上の記事を読めばわかるようにね。
だから中国は例えるならいつ食い逃げするかわからない客だな。
気前がよくてバンバン高いものを注文するんだけど、腹黒くていつ食い逃げしてやろうか虎視眈々とうかがってる。それが中国。
結論は日本人よ、中国は利用したとしても絶対信用するな、油断するなってこと。
生きる
いままで観た映画で最高傑作は?と聞かれると、巨匠黒澤監督のこの作品を答えるようにしてる。
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役所に勤める冴えない公務員が主人公。彼はある日自分が余命幾ばくもないことを知る。そして、自分のいままでの生涯を振り返って、あまりに単調でつまらない人生を送ってきたことに絶望する。まあそっからがおもしろいんだが、ネタばれになっちゃうのでこの辺にしとく。
で、本題だが、ここではワークライフバランスというものに触れたい。ワークライフバランスってのは簡単にいうと、仕事と生活の調和、すなわち充実した私生活を送りつつ、やりがいをもって仕事をするってこと。この映画の主人公ははっきり言ってやりがいなんか仕事にもってないんだよね。毎日決まりきった役所仕事をこなし、特に趣味も持たずに平々凡々と生きてきた公務員なんだ。そんな人生だったから自分の死を目前にしたとき、いままでの自分のつまらなさすぎる人生に絶望する。まあ公務員だからどこぞのブラック企業みたいに社畜にならずに比較的余裕ある生活を送れたんだろうけど、はっきり言ってやりがいなんかなかったろうね。仕事にはぜったいやりがいは必要。これは間違いない。やりがいってのはつまり使命感とか充実感とか、自分がその仕事を楽しめてるかってことだね。そしてもう一つ大事なのが趣味。やっぱ人生って趣味がなきゃつまんない。間違いなく趣味なき人生は不毛な人生。だれかのエッセイに書いてあったけど、日本人は趣味を語るのにおっくうになりがちらしい。無趣味が奥ゆかしいだと思ってんだって。きっとこの作品の主人公も趣味があったら、たとえ仕事にやりがいがなかってもいままでの人生を後悔することもなかったろうな。まあ仕事のやりがいと趣味の両方を兼ね備えた人生があればそれが最高なんだけど、どっちか1つはもっといたほうがいいよね。じゃないと死を前にしたとき、自分の人生に絶望してしまうからね。
ウォール街
この映画を鑑賞した。
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これを観ると、投資は虚業だと言われがちだが、夢のある世界だということがわかる。実際、アメリカでは多くの若者がこの映画の影響を受けて投資銀行に就職したという。
これを観て思ったことだが、金とはあくまで交換経済において媒介手段にすぎないが、やはり魅力的な存在である。日本人は金儲け=悪と考えたりマネーゲームを批判したりしがちだが、もっと金に貪欲になってもいいんじゃないかと思う。作中マイケル・ダグラスが言ってるように、欲望が人間の発展を促進したのは事実だしね。
なんか「金なんかあったところで幸せにはなれない。清貧が一番」なんて言ってる人は偽善者かバカだよね。金はないよりあったほうが絶対幸せじゃん?
そういえば昔、ホリエモンが「女は金についてくる」とか発言したとかなんとかでバッシングを受けてたが、彼がほんとに言いたかったのは、金を儲ける→自身がつく→女を口説けるってことなんだよね。これは事実だと思う。仮に童貞で顔も不細工でダサくて学歴もない男がいたとする。絶対彼は自分に自信なんかもてないよね?でもビジネスで成功して大金を手にしたとしよう。彼にとってその経験は絶対自身になるはずだ。自身がつくと、こんな自分でも彼女できんじゃね?とか思って、積極的に女の子にアプローチできるわけだ。まあこの映画でも冴えなかった主人公がビジネスで成功したことで女とやりまくるシーンもあるわけだが。
とにかく金ってのは大事。私生活も断然豊かになるし、やりたいこともできる。自身もつくし、可能性が広がる。さっきも言ったけど、日本人は偽善者ぶらずに金への欲望をオープンにして、もっと貪欲になるべし。
ISバランス式に見る日米の経済状況
まずはじめにISバランス式について
生産面からみたGDPをY、民間消費をC、民間貯蓄をS、民間投資をI、政府支出をG、租税をT、輸出をEX、輸入をIMとすると
国民総生産:Y
国民総支出:C+I+G+(EX-IM)
国民総所得:C+S+T
となる。そして三面等価の原則より
Y=C+S+T・・・・鄯
Y=C+I+G+(EX-IM)・・・鄱である。
ここで鄯-鄱より
S-I=(G-T)+(EX-IM)・・・鄴
これがISバランス式である。
言うまでもないがS-Iは民間貯蓄-投資を表している。だからS-I>0ならば貯蓄超過、S-I<0ならば投資超過。またG-T>0ならば財政赤字、G-T<0ならば財政黒字を表す。EX-IM>0ならば貿易黒字、EX-IM<0ならば貿易赤字である。
そしてS-I=EX−IMだけに着目してみると
貿易赤字が発生(EX−IM<0)するのは貯蓄不足、投資超過(S-I<0)だから。貿易黒字が発生するのは貯蓄超過、投資不足だから、という論理が成立する。
日本の場合は財政赤字であるが、貿易黒字である。理由は財政赤字を補ってなおあまりある貯蓄があるからである。そして、国内で消費しきれなかった貯蓄は海外へ流れている。
アメリカの場合は財政赤字かつ貿易赤字である。さらに貯蓄不足である。つまり国内にお金がないので国外から流入している状況にある。
ドラッカー経営学入門⑨マネージャー
●2つの役割
①投入した資源の総和よりも大きなものを生み出す生産体を創造する
②あらゆる決定と行動においてただちに必要とされるものと遠い将来に必要とされるものを調和させていくこと
●マネージャーの仕事
①目標を設定する
②組織する
③動機付けとコミュニケーションを図る
④評価測定する
⑤人材を開発する
●マネージャーの資質
真摯さ
・強みよりも弱みに目を向ける者をマネージャーに任命してはならない
・何が正しいかよりも誰が正しいかに関心をもつものをマネージャーに任命してはならない
・真摯さよりも頭の良さを重視するものをマネージャーに任命してはならない
・部下に脅威を感じる者をマネージャーに任命してはならない
・自らの仕事に高い基準を設定しないものもマネージャーに任命してはならない
ドラッカー経営学入門⑧責任と保障
働き甲斐を与えるには仕事そのものに責任を持たせなければならない。そのためには①生産的な仕事②フィードバック情報③継続学習が不可欠である。
①生産的な仕事:仕事を分析せず、プロセスを総合せず、管理手段を検討せず、仕事に責任を持たせようとしても無駄である
②フィードバック情報:自己管理が可能でなければならないし、自らの成果についての情報が不可欠である
③継続学習:知識労働に携わる者は学習集団でなければならない
とはいえ仕事と収入を失うかもしれないのに仕事に責任を持つことはできない。責任の重荷を負うためには、仕事と収入の保障がなければならない。そして約束するだけではなく、実行することが肝要である。