ドラッカー経営学入門⑧責任と保障

働き甲斐を与えるには仕事そのものに責任を持たせなければならない。そのためには①生産的な仕事フィードバック情報継続学習が不可欠である。
①生産的な仕事:仕事を分析せず、プロセスを総合せず、管理手段を検討せず、仕事に責任を持たせようとしても無駄である
②フィードバック情報:自己管理が可能でなければならないし、自らの成果についての情報が不可欠である
③継続学習:知識労働に携わる者は学習集団でなければならない

とはいえ仕事と収入を失うかもしれないのに仕事に責任を持つことはできない。責任の重荷を負うためには、仕事と収入の保障がなければならない。そして約束するだけではなく、実行することが肝要である。